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意外と知らない不動産用語(2)

ホームインスペクションって何?

 ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場からまた専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務のことです。

住宅の購入前や、ご自宅の売り出し前にホームインスペクションを行なうことで、建物のコンディションを把握し、安心して取引を行うことができますし、もちろん、居住中のご自宅について調べることもあります。
また、不動産仲介業者が物件の状況を消費者に明らかにするために利用するケースも増えています。

2018年4月の宅建業法の改正により、中古住宅の売買時に、ホームインスペクション(住宅診断)について不動産業者が買主や売主に対して説明することやホームインスペクション業者(住宅検査事業者)を紹介・斡旋できるか告知することが義務化されました。

ホームインスペクションを住宅購入前に依頼することで、様々なトラブルを回避することができます。具体的には、「雨漏りが多い」「建物の内壁や外壁にひび割れがある」「床が傾いている」というような住宅の欠陥箇所は、素人の目にはなかなか判別がつきづらいですが、購入しようとしている目的の物件に対して、購入前にホームインスペクションを依頼することで、欠陥箇所があるかどうかを、公正中立な立場で判断してもらえます。また、住宅を調査することで、今後の改修の目安や時期なども検討しやすくなるといったメリットがあると言えます。

気になる費用や調査時間ですが、業者によって多少の変動はありますが、一般的には、目視調査で5万円~6万円前後、精密機器を使用する調査の場合は、10万円以上と言われています。調査時間は、30坪程度の住宅なら3時間程度です。

ホームインスペクションは、日本に入ってきてまだ比較的歴史の浅いサービスです。しかし、欧米諸国では、ホームインスペクションをすることが常識となっていて、今後、日本においても急速に普及していくと思われます。

いずれにしても、既存住宅の資産価値の維持や向上に貢献するサービスと言えるので、知っておいて損はないと思います。

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